2012年9月22日

9月13~16日のイベント

a-ha.comが先週末のイベント詳細スケジュールを発表したのは9月11日。
最終決定として一度発表したものの、一部に記載ミスがあったことから翌日修正されました。
PDFのダウンロードはオスロに移動していたため(ホテルのフロントに依頼すればできたものの)印刷しませんでしたが、a-ha関連のイベント会場ではあちこちで知り合った顔見知りが頻繁に顔を合わせ、たいてい誰かが持っていたのでお互いスケジュールを確認することができました。

最終スケジュール(a-ha.com発表)

9月13日(木)
Time
Event
1100 – 1900
I Wish This Was A Song (incl. Apparatjik installation)
Museum of Contemporary Art – Bankplassen 4, Oslo
1200 – 1700
Stian Andersen: a-ha – The Photographs
Stolper + Friends Gallery – Tjuvholmen Alle 6, Oslo

9月14日(金)
Time
Event
0900 – 2300
From Bridges to Butterfly: Three decades of a-ha
The National Library of Norway
Henrik Ibsens gate 110, Solli plass, Oslo
1000 – 1900
Moods of Norway
20% Discount if you mention ‘a-ha’ at checkout
Stores located at Hegdehaugsveien 34 and Akersgata 18
1100 – 1700
I Wish This Was A Song (incl. Apparatjik installation)
Museum of Contemporary Art – Bankplassen 4, Oslo
1200 – 1700
Stian Andersen: a-ha – The Photographs

Stolper + Friends Gallery – Tjuvholmen Alle 6, Oslo
Taking Place at Sentrum Scene:
1400 – 1800
Book distribution for pre-orders placed before Sept 1
Books available to purchase from Press
Book signing with Stian Andersen
Wristband distribution for 30th anniversary events
1930
Doors open for those with wristbands
2000
Doors open for the public
2030
Martin Halla on stage
2130
Morten Harket on stage
2315
Morten’s concert ends (approximately)
2400 – 0300
a-ha 30th anniversary party

9月15日(土)
Time
Event
0900 – 1700
From Bridges to Butterfly: Three decades of a-ha
The National Library of Norway
Henrik Ibsens gate 110, Solli plass, Oslo
1000 – 1700
Stian Andersen: a-ha – The Photographs
Special opening hours – Stolper + Friends Gallery
Tjuvholmen Alle 6, Oslo
1000 – 1700
Moods of Norway
20% Discount if you mention ‘a-ha’ at checkout
Stores located at Hegdehaugsveien 34 and Akersgata 18
1200 – 1700
I Wish This Was A Song (incl. Apparatjik installation)
Museum of Contemporary Art – Bankplassen 4, Oslo
Taking Place at Sentrum Scene:
1100
Doors open for a-ha fan convention
1200 – 1400
Q&A with guest speakers:
Erik Ljunggren and Dan Sunhordvik -
backing musicians for a-ha, Morten and Magne
James Maillardet -
production manager for a-ha and Morten
Taking Place at Oslo Bokfestival – ‘Spikersuppa’:
1545 – 1615
Q&A with Morten Harket and Stian Andersen
1615
Book signing with Stian Andersen
Taking Place at Sentrum Scene:
2000
Doors open for the public
2030
Martin Halla on stage
2130
Morten Harket on stage

9月16日(日)
Time
Event
1000 – 1700
Stian Andersen: a-ha – The Photographs
Special opening hours – Stolper + Friends Gallery
Tjuvholmen Alle 6, 0252 Oslo
1200 – 1700
I Wish This Was A Song (incl. Apparatjik installation)
Museum of Contemporary Art – Bankplassen 4, Oslo
1300 – 1600
From Bridges to Butterfly: Three decades of a-ha
The National Library of Norway
Henrik Ibsens gate 110, Solli plass, Oslo

コンサートについてはYouTubeにたくさん動画がアップされていますが、ステージだけでもいろんなことがあったので後でまとめようと思います。

現代美術館の外には9月14日からと書かれた垂れ幕がありましたが、13日には挨拶やワインパーティーなどのイベントが行われ、非常に賑やかでした。
Apparatjikの部屋は2階の片隅にあり、ほとんどの人の感想は“Interesting”だったようです。ただ現代アートということでそれぞれに個性的な展示が並んでいましたが、Apparatjikの部屋だけはスピーカーの数や配置を変えてあったのか、音の広がりがまったく違い、音楽ではないのですが何となく心地良かったです。

この展示についてはa-ha.comで写真が紹介されています。


面白かったのがその隣の広い空間を使っていたアーティスト名がPhil Collinsだったこと。
(大きな部屋を3つに区切って映像を流しているのですが、フィルは全く登場しなかったようです。60分の作品を通して見られるほど時間はありませんでした。)
ちょっと話はそれますが、日本ではちょうど9月14日に公開された映画(白雪姫と鏡の女王)で白雪姫を演じているのはリリー・コリンズ、お父さんはフィル・コリンズです。ノルウェー語版で白雪姫の吹き替えを担当したのはTomine Harket、お父さんはモートンで、モートン自身も王様の声を吹き替えています。

Stolper + Friendsでの写真展は、この写真集から19枚をピックアップして展示されています。23日まで開催中で、8月30日夜に行われたオープニングにはマグスとスティアンも出席していました。


写真集は以前出版されたものより大きめで、ハードカバーにケースも付いて1冊2.7Kgもありました。日本やアメリカは送料が高いことから複数購入した人もちょくちょく見かけましたが、あまりの重さに持ち帰るのを諦め、オスロの郵便局から送った人もいました。
スティアンはとても気さくな人で、後ろで子供を遊ばせながらサイン会をしていました。

Q&Aではいろんな話が出ていました。
(確かマイクはNGだったと思うので少ないですが、他にもいくつか動画がアップされています)

  • モートンは次のアルバムを出すことを考えていて、今年のツアーはあと9月22~30日の南米のみになりそう。
  • ポールは2枚ぐらいアルバムを出す用意がある。
  • マグスもソロアルバムを出しそう。
  • a-haのファイナルコンサートDVD(Ending On A High Note)にThe Bandstandが入らなかったのは、何らかの技術トラブルかバックステージとの連携がうまくいかなかったことによるもの。Bowling Greenは明らかなトラブルだったけど、The Bandstandについては見えない部分で何かあったらしく、バックステージに次のパフォーマンスが何かきちんと伝わっていなかったようなことを、エリックが話していました。
  • 日本や北米での活動についても話していましたが、現在ドイツのユニバーサルと契約していることから他国でのプロモーションは全てドイツ経由になり、いろいろ制約があるそうです。今回のモートンのソロ活動でもプロモーターがa-haの名前を前面に出し、本人が歌わないつもりでいた曲名を含めてずらっと列記したポスターを作ってきたりして、モートン側としてはかなり頑張って the voice of a-ha に落ち着かせたようです。ハラルド個人としては日本に行きたいと言っていました。
  • KENTの曲(Burn Money Burn)を入れたのは、マネージャーがKENTのファンだったから。最初は“なんで?”とモートンに何度も聞かれたそうです。結局モートン自身も気に入って自分で英訳し、自分の歌として取り込んだ形になりました。
  • コンサートの後、出待ちに対応してくれる時としない時があるのはモートンのコンディション次第のようです。ハラルドが見る限り、モートンはファンと会うのが好きだしかなりの確立でファンのいる所に出ているけれど、風邪を引いたり喉の調子が悪かったりすると難しいと話していました。
  • ツアー中のセットリストは基本的に変えない。バックで演奏している側にも次の曲への準備が必要で、途中で変えると楽器の持ち替えや調整が追いつかないそうです。特にダンはギターもキーボードも担当するので難しそうです。
  • 技術的に演奏しやすいのはStay on these roadsやA kind of Chirstmas card。Los Angelesは特にダンが忙しい曲で、確かエリックはOut of blue comes greenが大変だと話していたと思います。
  • 過去のコンサートで一番すごかった(?)会場はソロで行ったサーカスのテントだった。質問は一番良かった会場、悪かった会場はどこか、という内容でしたが、これを最悪と呼ぶべきかどうか。最初に会場を見に行ったハラルドは何とか変更できないか交渉したようですが、そこしかないということで決行されたそうです。一応しっかりした客席もあるテントだったものの、“これはモートンに言えない!”と直前まで何とか曖昧にごまかしていたそうです。いよいよ会場を見せた時はヒヤヒヤしていたようですが、モートンも舞台裏の動物達もけっこう気に入っていたようで、アンコールのTake on Meでは裏でライオンが吠えていたとか・・・ちなみに最高の会場としてはロイヤル・アルバート・ホールの名前が挙がっていました。
  • ドイツのみボーナストラックでリリースされたUndecidedがアルバム(Out of My Hands)に収録されなかったのは、アルバム全体が1つの作品だから。Undecided単独の評価が高くても、10曲で完成されたアルバムに付け足すとバランスが崩れると考えたようです。

ブックフェスティバルは毎年9月に行われるノルウェー最大の本と読書のイベントで、複数の会場で様々な本の著者や関係者が朗読をしたり背景について話したりしていました。
a-haを撮り続けて今回写真集を出版したスティアンとモートンは、2010年12月1日にa-ha最後のサイン会を行った本屋さんに近いステージで30分弱のインタビューを行いました。
この時の写真とYouTubeにアップされた動画はa-ha.comのニュースでも紹介されています。

国立図書館でのa-ha展は大幅に規模を縮小したものの、以前とは違うものも展示され、音源や映像は1人ずつ座ってゆっくり鑑賞できるようになっていました。

ファンパーティーやQ&A(コンベンション)では通常のチケットやリストバンド以外にも20クローネで購入するチケットがあり、普段のモートンをよく知っているファン達がモートンの名前で赤十字に寄付するためにお金を集めていました。
パーティーはたまにモートンのソロ曲がかかり、人によってはa-ha30周年だからa-haだけにしてほしかったと言っていましたが、3amまで映像と音楽にひたれて楽しかったです。