2013年3月31日

a-ha写真集、“2012年で一番美しい書籍”に

3月28日付a-ha.comのニュースで写真集関連の続報が伝えられました。

ノルウェーのグラフィックデザイン協会、Grafill が2012年に出版された中で特に美しい書籍を選んで発表しました。デザイン、写真、紙質、印刷クオリティが傑出しているかどうかを基準に与えられる賞だそうですが、写真家のStian AndersenとデザイナーのAre Kleivanが最優秀写真集/作品集の部門の認定を受けたそうです。
他の受賞者を含め、a-ha展を2回も開いてくれたオスロの国立図書館で授賞式が行われ、Areが出席したそうです。

受賞した本は4月6日まで国立図書館に展示されていて、11~30日にはGrafillで展示されるそうです。

Grafillのウェブサイトは短い動画で写真集を紹介している他、審査員のコメントも掲載されていて興味深いです。

15年間a-haを写真で記録した圧倒的なコレクション。読者を歓迎し、引き付ける手触りの良さがある。同じ写真家によって撮影された作品を見せる写真集として、豊富でちょうど良い大きさ。偏光スタジオ写真で、ポップグループのキャリアを偽りのない粗い粒子で再現している。


2012年9月のイベントにブックフェスティバルもありましたし、音楽を通して知ったa-haが本やアートの視点からも幅広く評価され、解散した後もこうやってニュースを提供してくれるのは嬉しい限り。
去年のa-ha-live.comで今年10月には東京でも同じ写真展をすると書き添えられていましたが、オフィシャルには何も発表されないままなので気になります。

アートと言えば、現代アーティストとしてのマグスのキャリアをまとめた本も出版され、2月13日にオスロでサイン会もありました。


a-haを休止した90年代の頃から、a-ha再開後も音楽と並行してアート作品に取り組んできたマグスの作品や完成までの様子、短い説明や美術史の専門家etc.のコメントも添えられているそうです。
ノルウェーで放送されたドキュメンタリーを含め、マグスには本当にいろいろな面があってすぐには追いつけないけど、少しずつでもなんとか情報を積み重ねていければと思います。