2012年3月31日

モートン、ドイツのTVに出演


ウェブサイト3月30日付)で紹介されたモートンの話

モートン・ハルケットは3月30日付アルバム、Out of My Hands のプロモーションツアー中です。既に5枚目のソロアルバムですが、それでもほとんどの人が彼の名前からa-haとa-haのビッグヒットのことを考えます。

いつも Take On Me を頼まれる。共存はできるし、いつだって何か素晴らしいものでもある。だけど時にはもっとたくさん素晴らしいことが起こる。

ノルウェーのバンドはこのヒットで1985年に成功を収め、世界的にも有名になりました。モートン、マグネ、ポールは25年以上ステージに立ち、ティーン向けバンドからポップミュージックのクラシックにまで成長しました。2009年になり、モートンは何の悲しみも見せずにこう言いました。

見るものは全て見た。もう引き留めるものは何もない。いつだっていい想い出に支えてもらえる。
自分達が誇りに思える何かを残すことができた。何に対しても寂しいとは思わない。全く何も失っていないから。
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ドイツ語からGoogle翻訳で英訳すると100%分かる言葉にはなりません・・・実際にどういう話をしたのか気になりますが、ドイツ時間(ノルウェー時間と同じ)2012年3月30日17:15に放送されたばかりなので、今のところはここまでです。

マグスの受賞ニュースを書いているところに情報が入ったので取り急ぎ書き込みましたが、芸術家として大活躍のマグスがすぐにトップから下がってしまったのはちょっと残念でした!

マグス、2度目の受賞

ノルウェーでは(日本でもグリーグの曲でお馴染みの)ペール・ギュントの名前が付いたカルチャー・フェスティバルが毎年行われているようですが、今年のアーティストにマグスと彼のアート仲間、Håvard Vikhagenが選ばれたそうです。

3月29日付GD.noの内容(抜粋)

マグネとHåvard Vikhagenはペール・ギュントのスピリットを表現して、会場となるヴィンストラで8月に出展します。
フルホルメンは1987年にa-haと一緒に指名されている(a-ha-live.comによると名誉あるPeer Gynt Awardを受賞)ので、既にこのイベントには関わったことがある。
Peer Gynt ASのCEOであるMarit Lienは、過去の受賞者と関われるのは特に嬉しいことだと話します。

マグネ・フルホルメンはa-haで音楽のキャリアをよく知られ、最近はTV2の番組であるThe Voiceのメンターを務めている。
今回の選考(理由)はここ10年、特にヨーロッパで多くの国際エキシビションでアーティストとしての評価を築き上げたこと。Kjell Nupenに師事し、ノルウェーでも国際的にもアーティストとしての地位を確立した。ビジュアルアーティストとして絵画、版画、陶芸、ガラス、サウンド、インスタレーションに取り組み、Autumn Exhibitionに何度か参加して1996年にはリトグラフで賞を取っている。

エキシビションは8月2日にペール・ギュントの家の鍛冶場でオープンし、リレハンメルのGallery Zinkとのコラボレーションで11日まで開催されます。
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このフェスティバルが開催されるヴィンストラはオスロの北、リレハンメルよりさらに北にある小さな町で、ペール・ギュントのモデルになった実在の人物の生家が残っているそうです。
http://www.nhk.or.jp/meikyoku/library/archive/1030248/default.html

ペール・ギュントの曲は、多くの人がどこかで耳にしたことがあるでしょう。



子供の頃からこの組曲は大好きでしたが、実在の人物をモデルにしていたことや毎年イベントがあったこと、しかもa-haが受賞していたことは、今回初めて知りました・・・

2012年3月30日

モートンのラジオ出演 part2



昨日はさらにインタビューが続いたらしく、a-ha-live.comが情報をシェアしてくれました。



朝はBad Vilbel(フランクフルトに近いバート・フィルベル)にあるFFH Radioにゲスト出演し、Felix Moeseのインタビューを受けました。スタジオの外でファンが撮った写真はFlickrにもアップされています。
その後Ludwigshafen(フランクフルトの南、ライン川沿いにあるルートヴィヒスハーフェン)のRPR1 RadioでJulian Krafftzigがホストを務める番組へ。スタジオでミーグリ(meet and greet)に当たった2人のファンと会いました。


新アルバムの叙情的なテーマについて聞かれた時、モートンは次のように話しました:

君は話題に意図があったわけじゃなく、何人かはそうなのかもしれないね。僕は人に何をすべきか教えるということは一切信頼しない。テーマは命とは何かということで、存在の問題になるだろう。明らかに中心にあるのは愛だろうし、自己を認識すること。その点このアルバムには1つだけ例外があって、政治的な曲である Burn Money Burn は価値観について。だけど一般的にプロパガンダのような方法は信じていない。プロパガンダの効果はあると思うけど、自分としてはその結果を好ましいと思わないだけ。人との関わりは信じているし、自分が重要だと思うことに人を引き付ようと努力はしている。だけど人はそれぞれが自分の方法を見つける必要があって、この点は誰にでも当てはまると思う。
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rpr1.deにインタビューのオーディオクリップと写真がある、ということですが、今のところちょっと見つけられません・・・

2012年3月29日

モートン - ドイツでラジオ出演

モートンがドイツでラジオ(SWR1)に出演した。
この時の写真と短いインタビューがオンラインで公開されている。

残念ながら5分の方はドイツ語がかぶさって半分ぐらいしか聞き取れないけど、モートンはいつも思っている通り話すので一貫性があり、前半は過去のインタビューと同じような内容でした。

3分13秒の方はインタビュアーが通訳しているのでモートンの声をそのまま聞くことができ、a-ha-live.comが記事に掲載してくれました。


a-ha-live.com、2012年3月28日付
(SWR1インタビュー3分13秒の内容)

モートンは今週ソロアルバムのプロモーションのためドイツに滞在中で、ラジオ局SWR1のStefanie Anhalt、Günter Schneidewindのインタビューを受けました。

活動中は100% a-haに専念していたから全く何の計画もなかったし、そんな時間はなかった。半分は別の予定を考えるように自分を分けることはしたくなかったから、100% a-ha、最後の年に打ち込んでいた。
だけど2010年12月にステージを下りた時、少しの間本当に休みが必要だったけど、本能的にこれからもさらに続けるだろうということも分かった。したいと思うことがたくさんあった。音楽をする場合、自分が信じることをするよね。僕はa-haでいつもそうしてきた。信じるものに向かう、それが今していることだよ。

モートンは4月11日にベルリン(ARD)で放送されるThomas Gottschalkのトークショー、Gottschalk Liveのゲストとして出演するそうです。


SWR1のサイトで公開されているインタビュー5分の内容
(半分はドイツ語がかぶっているので聞き取れたモートンの言葉だけ要約)

解散を決めたのはお互いが嫌になったからではない。a-haである間は優先順位のトップは常にa-haだったけど、25年間とても恵まれていた。(ファイナルは)それを受け入れ、感謝し、祝う方法で、自分達を解放する機会でもあった。(Give us opportunities to walk out into open sky)
何度もその後のプランを聞かれたけど全く白紙状態で、特に最後の2年は完全にa-haに打ち込んで、専念すべき仕事が大量にあった。
(a-haのファイナルで)一緒だったドラムのカール、キーボード&コンピューターのエリック、自分には初めてだけど(以前マグスと一緒だった)ギターのダンが、今一緒にいる。
(今回のツアーでa-haの曲もすることを聞かれて)自分がどう付き合い始めていいのか分からなかった。これは人がどう関わるか、ということで、奇妙な形で背負っているもの。お馴染みのa-haを何曲かすることで後悔するかもしれないけど、全体としては自分で良いと思えるバランスで、以前からみんなが親しんでいる曲をしながら新しいものを紹介していきたい。


Open skyという表現にScared of Heightsの歌詞を思い出し、もしかしたらa-haを離れて完全に飛び出すことに不安があるのかな、という印象を受けました。
a-ha解散前のインタビューでも“解散後のことは何も考えていないけどファンとの接点がなくなるのは心配”だと話していたことがあり、本当に空へ飛び出せるようになるまでは もう少し時間が必要なのかもしれません。
ポールはそれを分かってButterflyを書いたのかな?

2012年3月28日

Apparatjik - リリース開始

当初の出荷予定日(19日)より1週間遅れたのか、それともアナウンスが遅かったのか、ダウンロード販売が先行していたApparatjikのアルバム、Square Peg In A Round Hole のデジパック出荷が始まった。これはfacebookで26日付のアナウンス。

日本でもHMVタワレコで取り扱ってくれるのが嬉しい。

予告通り、iTunesでアプリの取り扱いも始まった。
ApparatjikらしいデザインのCDジャケットに加え、このアプリを使ってジャケットに焦点を合わせるとバンドのシンボルである“moosebike”が見えるという、いかにもApparatjikらしい遊び心が伝わってくる。

moosebike、というのはムースとバイクが合わさったApparatjik版ゆるキャラ(?)みたいな感じですが、角がとがっていてヘラジカっぽくない上、普通のトナカイっぽくも鹿っぽくもない。この辺も遊び心かな?
いつもメンバーがかぶるヘルメットにくっついている角をもっと成長させたような感じで、背中は乗り心地良さそうなバイク。足を置く場所がないけど、こんな乗物があったら乗ってみたい・・・

無料アプリ、しかもお試し用のジャケットをPDFでダウンロードできるので、iPhoneやiPad、iPod touch(第4世代)がある人はすぐに楽しめます。

残念ながら、現在どれも使っていない私は対象外。
YouTubeで気分を紛らせながら、いつかは試したいと思います。


2012年3月26日

Scared of Heights - ビデオ公開

http://go.universal-music.de/morten-harket/light/video:272743/

Scared of Heightsはプロモーションビデオもリリース予定、と言われていた通り、ドイツのユニバーサルから公開されました。
やっぱりfacebookは賑やかで、モートンのオフィシャルサイトやa-ha-live.comでも紹介されています。

シングルのリリースは3月30日。
amazon.deamazon.co.ukが予約を受け付けている、ということですが、日本のamazonでも輸入盤を取り扱うようです。
アルバムも予約を受け付けているようですが、個人的に日本のamazonは避けているのでタワーレコードかHMVに期待しています。日本のユニバーサルが日本盤を出してくれるのが一番嬉しいですが・・・

ビデオは早速YouTubeにもアップされました。


a-ha-live.comの情報によると、モートンはオスロのTelenor Arena(1998年にフォーネブからガーデモエンに空港が変わったことでできた、比較的新しい会場。できた直後は管制塔がそのまま残っていたようです)で、2,000人ほどの観客を前にパフォーマンスをしたアーティストの1人に入っていたそうです。
ビデオのリンクに加え、ドイツのamazonでアルバム全曲を30秒試聴できることも紹介されていました。

2012年3月25日

The Voice - バトル

The Voiceは先週から第2段階のバトル(Duellen/Duels)が始まった。
どんな形になるのか楽しみにしていたが、四角いリングのような場所で同じ曲を2人が歌う、文字通りのバトル。ただ出てくるのは第1段階をクリアした人ばかりだから、メンターにとってかなり大変そう。

2012年3月23日付の記事(動画付き)によると、Tini MyklandとMonika Blomeidのバトルはマグスにとってかなりきつかったようです。
(※機械翻訳の後、a-ha-live.comのブログを参考に修正)

リハーサルで厳しい対決になると気づき、難しい選択を迫られたマグスの話;

自分は完全に蚊帳の外だった。
Monika には天性の力があって、することほとんどを自分のものにする。彼女には全てに勝ち残るだけの能力がある。Tiniが発信するのは飾らない誠実さ。まっすぐでストレートに魂まで届く。

マグネは最終リハーサルの間も涙目で、バトルの最中も心の痛みが消えることはなかったらしい。
後でアシスタント(※第1段階終了後に各メンターが指名。Apparatjik仲間)のMartin Terefeも、完全に異なる2つの声なのに、一緒に歌った瞬間は音楽の魔法にかかったようだった、と話したそうです。

2人はヘビー級。それぞれの道にそれぞれの歌があり、輝いていくことは間違いないと思う。今日を含め、歌を聴くたび完全に圧倒されるよ。
マグネは涙をぬぐってそう言ったそうです。
ただMonikaは落とせない。Monikaにすべきだ。

TiniとMonikaのように強力な才能ある2人を対決させるなんて、多くの人にとって違和感があることかもしれない。戦略的なものではなく、僕は音楽的にユニークな瞬間を作り出そうとしている。どちらにも本当に勝てるチャンスがあるバランスも必要だと思う。

厳しいバトルから次へ進み、本当にホッとした様子のMonikaは;
ただ飛び上がって、踊って声を上げたかった。私にとって次に進むことが全てだったから。
マグネが難しい選択を迫られても、Monikaはプレッシャーを感じなかったようです。
楽しかった。素晴らしい才能を持った女性の隣に立ち、私は私の、彼女は彼女のパフォーマンスをする。なるようになると(考えて)、ただ楽しみたいと思っていた。
マグネはとても献身的で張り切っていた。インスピレーションやモチベーションをたくさん与えてくれて、ほとんど現実とは思えない。マグネ・フルホルメンに支援されているなんて、口に出すのも妙な感じ。

残念ながら戦線離脱となったTinaですが、マグスは彼女とも仕事を続けたいと考えています。
彼女がThe Voiceを離れた後もコンタクトを取っているのは事実。Martin Therefeと僕はTinaとアルバムを出したいと本気で思っている。この戦いに関係なく彼女には歌の才能があると強く信じているし、彼女の潜在力を最大限に生かせるよう手助けしたいんだ。

Tini本人は;
一度ミーティングをして、今は話し合っている、とだけしか言えない。彼がこれからも一緒に仕事をしたいと、本気で言ってくれているようなのはあまりにも恐れ多くて。本当に嬉しいこと。



2人の声が重なった時、デュエットで出られればいいのにと思ってしまいました。
マグスは相当苦しかったでしょうね。

※ a-haデビュー当時からマグスの名前に馴染んでいるので普段はそう書いていますが、最近はマグネの方がよく使われ、記事もMagneと書いてあるので要約の方はマグネにしました。(ブログのラベルもMagneになっています)欧米ではよほどの公的書類でなければ通称も本名も使いたいように使える(テストの氏名欄も仕事の名刺も、本名でフルネームを書く必要がない)し、インタビューでも混在しているので、本人がどちらかの名前でなきゃ嫌だと言わない限り、このブログでも混在すると思います。